憲法研修

私は税理士会で富士市、沼津市、静岡市等近隣で開催してくれる研修には基本的に出席(最初から最後まで)し、居眠りはしないことを原則としています。

今日は、静岡のグランシップ11階で「税理士として知っておくべき憲法の知識 ~最近の動向にも触れながら」講師 弁護士 伊藤真 を聞きに行きました。

春先から今日この研修が行われることは分かっていたので、書店でその時2番目の人気であった「憲法の創造力」木村草太著NHK出版新書を購入して少しでも憲法に関心をもとうと考えていました。

ずいぶん前の5月3日の憲法記念日に憲法全文を一度だけ読んだことがありますが、そんなに長い文書ではないので、ただ読むだけなら直ぐに読めます。面白いものではないですけどね。
なので、報道ステーションやビデオニュースなどに出演しているので馴染みのある木村草太さんの本でしたが、今月になってようやく読み始めてギリギリセーフで東静岡駅直前で読み終えました。それでもこの本のお陰で5時間の実務外研修を楽しみにできました。私は楽しいことが好きです

講師の伊藤真さんも有名なようでテレビや国会にも出ているようで、5時間きっちりと講演して頂き大変良かったと思います。

憲法は国家権力をしばるもの」ということは、よ~く分かりました。憲法とは一言で「個人の尊重」なんですね。

生存権)・・・マッカーサー草案になく、戦後復興の最中に日本の意志として衆議院で追加されたとのことです。

第二十五条  すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
○2  国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

分かりました。弱い者虐めはいけないのですね。
生活保護は国民年金より多いなどとの批判は弱い者虐めなのですね。
想像力が重要なのですね。生活保護の給付額が国民年金よりも低かったら、生活保護受給者は生活を営めるだろうかというような想像力を働かせることが重要なのですね。
国民年金の受給者が取り崩す資産もなく家族もなく国民年金だけでは生活できないならば生活保護が受けられるのではないか?という想像力を働かせることですね。
もうそのような憲法違反の批判はいたしません。

木村草太さんと伊藤真さんの憲法に対する考え方はやや異なると思いますが、共通する部分も多いように思いました。基本部分は同じだと感じたのですが間違いでしょうか?

まだまだよく分かったとは言えない状態ですが、遅ればせながら、これからは憲法を意識しつつ仕事に従事しようと思います。

日本国憲法 前文

日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定するそもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 第二章 戦争の放棄

第九条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html

一度読んでみて下さい。それから国民として憲法改正の議論を判断しなければと思います。

後になってから「エ~!そんなのいつ決まったの~!!知らな~い!!!」なんてことにならないように。

音が欲しい税理士さんは私にメール下さい。

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